ビットコイン(アルトコイン含む)の所得税課税の件

久しぶりにFPネタだが、友人から「ビットコイン買った時と同じ金額だけ売却したなら差し引き0で課税されないよね?」という質問を受けたので、「それはねーだろ」と心の中で思いながら自信がなかったので調べてみた。

結論的には、この場合「課税される」。。。
計算式は、【売却価額】-【1ビットコイン当たりの取得価額】×【支払ビットコイン】=【所得金額】である。

例えば…
1btc50万円で3btc(=150万円)買ったとする。1btc200万円に値上がりしたので、0.25btc(=50万円)だけ売却した。
そうなると500,000円-(1,500,000円÷3BTC)×0.25 BTC=所得金額となるので、375,000円の所得となる。まぁあとはそこから手数料があればそれと投資を借り入れでやっていればその利子ぐらいは引けるだろうけれども。

ということで買った時と同じ円だけ売却したとしても、そもそも交換に使ったbtcの値上がり幅分は課税対象だよって感じかな。

これは、ビットコインでアルトコインを買った時にも同じような計算になる。

例えば…
1btc50万円で3btc(=150万円)買ったとする。1btc200万円に値上がりした時にリップル50万円分を0.25btcで買った。計算は同じだ。
500,000円-(1,500,000円÷3BTC)×0.25 BTC=所得金額

結局のところ、交換価値ー1単位当たりの取得価額×交換に使用した量=所得金額となるということだね。

次に、ハードフォークで分裂した後の売却について、元のコインと新コイン両方に取得価額は存在するだろうか?

例えばビットコインとビットコインキャッシュが分裂する前にビットコインを買った人なんかが該当するんだけど、端的に言えばビットコインにのみ取得価額があり、ビットコインキャッシュは取得価額0円。よって、ビットコインキャッシュは売却価額がそのまま所得金額となるということね。

この辺は12月の頭に国税庁が資料(仮想通貨に関する所得の計算方法等について(情報))をアップしているので、そこにたどり着けばまぁ読めばわかるだろうという内容だが、わざわざ書いたのは、巷では仮想通貨投資している人でもあまりそういう情報にたどり着いていないと思われたから。いろいろ噂話だけが跋扈しているように感じる昨今。(儲かった)皆さん情報収集しないと後で追徴課税とか恐ろしいことに…そうならないように気をつけましょう。

この資料には書かれていないが、海外の取引所で外貨に交換したとしても同様と思われる。(個人的な予想ね。)
そもそも日本に居所のある日本人が外国で得た所得はすべて課税対象となっている。(全世界所得課税)
例えばアメリカに土地を持っていて、それを貸した賃料があるとするとその賃料は申告することになる。仮にアメリカで納税した分があるとすれば、それは外国税額控除で差し引く形になる。
よって、外国の取引所で外貨に交換したとしてもその時点で所得が発生したものとしてその日のTTMで換算するんじゃなかろうか?
ただ、この辺は異なる見解もあるようなので詳細は不明。

1か月ほど前に知り合いの税務署職員に仮想通貨の課税について聞いてみたが、その時は「ビットコイン?よくわからん。」と言われてしまったので職員間や税務署間でも異なった答えが出てくる可能性も否めない。。。

あとは税務署はどこまで補足できるのかなー?という疑問も残る。デジタルだから完全に補足されるという記事も見たことがあるような気がするが、そこまでは無理じゃないかと思う。仮想通貨に関しての法定調書も今の所ないハズだし、実際は申告者の良心に依るところが大きいのではないかと思う。

まぁ儲かった人はちゃんと申告しようね…。
ある意味羨ましいけどな。。。俺は乗り遅れた組。残念。